静止トランスファー軌道(読み)セイシトランスファーキドウ

デジタル大辞泉 「静止トランスファー軌道」の意味・読み・例文・類語

せいし‐トランスファーきどう〔‐キダウ〕【静止トランスファー軌道】

人工衛星静止軌道にのせる際、一時的に投入される軌道ロケットを打ち上げて一気に軌道高度が高い静止軌道にのせることは力学的に困難なため、近地点高度が数百キロメートル、遠地点高度が静止軌道と同じ赤道上空約3.6万キロメートルという細長い楕円軌道に投入させる。この後、遠地点でアポジーモーターにより推力を与え、静止ドリフト軌道となる。静止遷移軌道GTO(geostationary transfer orbit)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む