面取(読み)めんとり

精選版 日本国語大辞典 「面取」の意味・読み・例文・類語

めん‐とり【面取】

〘名〙
部材の角を取ること。
※落語・牛褒め(1896)〈四代目橘家円喬〉「見世の横の処に面取(メント)りの格子が箝ってるから、那家から這入って行きな」
② 特に、料理で、芋や大根など、切った野菜の角を薄くそぎとってなめらかにすること。野菜の煮くずれをふせぎ、仕上がりも美しい

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android