面知(読み)おもしる

精選版 日本国語大辞典 「面知」の意味・読み・例文・類語

おも‐し・る【面知】

〘自ラ四〙 顔を見知っている。
万葉(8C後)一二・三〇一五「雷(かみ)のごと聞ゆる滝の白波の面知(おもしる)君が見えぬこの頃」
※黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉五「敬二も面識る濃いナポレオン三世髭を生やした眼の大きい痩ぎすの牧師の為に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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