精選版 日本国語大辞典 「鞍擦」の意味・読み・例文・類語
くら‐ずれ【鞍擦】
- 〘 名詞 〙 鞍のために、牛馬の背や人の股などがすれて傷つくこと。また、その傷。かごに乗ってできるすれ傷をもいう。
- [初出の実例]「元日から大晦日迄此とちへへりこもって、尻に四つ手駕のくらづれが出来」(出典:洒落本・甲駅雪折笹(1803)四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...