音を入れる(読み)ねをいれる

精選版 日本国語大辞典 「音を入れる」の意味・読み・例文・類語

ね【音】 を 入(い)れる

  1. 鳥、特に鶯(うぐいす)が鳴くべき季節が終わって鳴かなくなる。鳴きやむ。〔俳諧・増山の井(1663)〕
    1. [初出の実例]「いなおほせ鳥もねをいれて野辺のかるかや軒端のおぎ馬のまぐさに飼ひ残す」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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