音階率(その他表記)law of octaves

法則の辞典 「音階率」の解説

音階率【law of octaves】

英国ニューランズ(J. R. Newlands)の提案した周期律の先駆的試み.元素を原子量順に並べると,8番目ごとに類似した性質のものが出現する(当時はまだ希ガス元素が発見されていなかったから)ということで,音楽のオクターヴになぞらえて,音階律,すなわち,オクターヴの法則*と名づけた.英国の学界での世評は芳しくないものばかりであったが,後に改めて認められることとなった.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android