法則の辞典 「音階率」の解説 音階率【law of octaves】 英国のニューランズ(J. R. Newlands)の提案した周期律の先駆的試み.元素を原子量順に並べると,8番目ごとに類似した性質のものが出現する(当時はまだ希ガス元素が発見されていなかったから)ということで,音楽のオクターヴになぞらえて,音階律,すなわち,オクターヴの法則*と名づけた.英国の学界での世評は芳しくないものばかりであったが,後に改めて認められることとなった. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報