響み(読み)ドヨミ

デジタル大辞泉 「響み」の意味・読み・例文・類語

どよみ【響み】

《古くは「とよみ」》
大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。
「遠くでする市街まちの―を…聞きながら」〈近松秋江疑惑
ゆれうごくこと。動揺
汽車の―に留南奇とめきが散って」〈鏡花婦系図

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