須田賢司(読み)すだ けんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須田賢司」の解説

須田賢司 すだ-けんじ

1954- 昭和後期-平成時代の木工芸家。
昭和29年6月27日生まれ。昭和48年江戸指物師の父・須田桑翠のもとで木工をはじめ,50年日本伝統工芸展に初入選。54年日本工芸会正会員。平成4年群馬県甘楽町に工房移転。18年「楓拭漆箱(かえでふきうるしはこ)『皓月千里』」で日本伝統工芸展朝日新聞社賞。20年「楓拭漆小箪笥(こだんす)『陸離』」で同展日本工芸会保持者賞(宮内庁買上作品)。同年日本工芸会理事。東京芸大非常勤講師もつとめた。26年人間国宝。東京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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