頓教・漸教(読み)とんぎょう・ぜんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頓教・漸教」の意味・わかりやすい解説

頓教・漸教
とんぎょう・ぜんきょう

仏教の諸教説のなかで,ただちに深い悟りの境地に達する教えを頓教,長い修行の末に次第に悟りに近づく教えを漸教という。中国で仏教の諸経典に説かれている説を整理し,体系づけるために用いられた区別であるが,説法方法として最初から深い内容を説く方法と,最初はやさしく,順を追って深い内容に導く方法の区別にも用いられる。

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