頓的・頓敵(読み)とんてき

精選版 日本国語大辞典 「頓的・頓敵」の意味・読み・例文・類語

とん‐てき【頓的・頓敵】

〘名〙 (形動) 思慮のない軽はずみなこと。ひょうきんなこと。転じて、愚鈍なこと。まぬけなこと。また、そのさまやその人。とびあがり者。とんちき
評判記野郎虫(1660)瀬川蔵人「一両度参会したるとんてきは、七度やきに、やき付られ侍ると也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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