領石層群(読み)りょうせきそうぐん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「領石層群」の意味・わかりやすい解説

領石層群
りょうせきそうぐん

西南日本外帯に分布する下部白亜系。下位の古生層とは傾斜不整合上部は上部ジュラ系の鳥の巣層群とは整合のところが多い。おもに汽水性の地層で一部に赤色岩,炭質頁岩をはさむ。厚さ 500~600m。貝化石,植物化石を含む。同時異相三角貝を産する海成層がある。領石の名は四国南国市領石に由来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android