領石層群(読み)りょうせきそうぐん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「領石層群」の意味・わかりやすい解説

領石層群
りょうせきそうぐん

西南日本外帯に分布する下部白亜系。下位の古生層とは傾斜不整合上部は上部ジュラ系の鳥の巣層群とは整合のところが多い。おもに汽水性の地層で一部に赤色岩,炭質頁岩をはさむ。厚さ 500~600m。貝化石,植物化石を含む。同時異相三角貝を産する海成層がある。領石の名は四国南国市領石に由来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む