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海成層 かいせいそうmarine deposit; marine sediment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海成層
かいせいそう
marine deposit; marine sediment

堆積物が海洋底堆積してできた地層。堆積した深さによって,浅海堆積層,深海堆積層などに分けられる。 (→陸成層 )  

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デジタル大辞泉の解説

かいせい‐そう【海成層】

海底に堆積(たいせき)してできた地層。

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百科事典マイペディアの解説

海成層【かいせいそう】

海中で堆積した堆積物からなる地層。礫(れき),砂,泥などがよくふるいわけられ,成層状態がよく,広がりも大きい。主として海生化石を含む。堆積の場所により浅海成層,半深海成層,深海成層に分ける。
→関連項目地層

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大辞林 第三版の解説

かいせいそう【海成層】

海底に堆積してできた地層。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

海成層
かいせいそう
marine sedimentmarine deposit

海洋底に堆積(たいせき)した地層。海成層は、堆積した海洋底の水深により、浅海、半深海、深海、超深海の各堆積物に分けられる。
 浅海堆積物は潮間帯から水深約200メートルまでの大陸棚上のものであり、波や潮流、海流によって運ばれた礫(れき)、砂、泥の陸源物質からなる。もし、この陸源物質が供給されないと、サンゴや石灰藻などの生物遺骸(いがい)が堆積していくことになる(つまり、陸源物質が供給されるから、生物遺骸の堆積が進まないでいる)。
 半深海堆積物は大陸棚外縁と大洋底の間の水深200~2000メートルの大陸斜面のもので、陸源細粒物質からなる。
 深海堆積物は2000メートル以深のもので、平均水深4000メートルの大洋底では、遠洋性堆積物とよばれる浮遊性生物遺骸が集積した軟泥や赤色粘土からなる。
 超深海堆積物は大洋底よりも深い海溝やトラフのものであり、混濁流(乱泥流)によってもたらされた陸源堆積物からなる。[村田明広]
『小池一之・町田洋編『日本の海成層アトラス』(CD-ROM3枚含む)(2001・東京大学出版会)』

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世界大百科事典内の海成層の言及

【地層】より

…地層の構成物質には大きく分けて砕屑(さいせつ)性,火山性,生物源,化学源などがあるが,地球生成以来の変化をみると,始生代にはおもに火山性が卓越し,原生代を通じしだいに砕屑性が増え,顕生代には生物・化学源岩相が多くなってきているという特徴がある。また,同じ岩相的区分ではあるが,堆積の場によって陸成層と海成層とに区分される。このような判断の第一の手がかりは,示相化石といわれる特定の環境にのみ生息する化石を見つけることによって成立する。…

※「海成層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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