顕出(読み)けんしゅつ

精選版 日本国語大辞典 「顕出」の意味・読み・例文・類語

けん‐しゅつ【顕出】

〘名〙 あらわれ出ること。また、あらわし出すこと。
※亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉五「出口に当りて又もや一箇の猛獣を顕出(ケンシュツ)せり」

あらわれ‐い・ず あらはれいづ【顕出】

〘自ダ下二〙 =あらわれでる(現出)
※夜の寝覚(1045‐68頃)四「さればよ。ひと夜もさばかりあらはれいでてののしるけしきを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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