猛獣(読み)モウジュウ

デジタル大辞泉 「猛獣」の意味・読み・例文・類語

もう‐じゅう〔マウジウ〕【猛獣】

肉食で、荒々しい性質動物。「猛獣狩り」「猛獣使い」
[類語]けものけだもの獣類野獣動物じゅう畜類畜生百獣鳥獣禽獣きんじゅうアニマル四つ足海獣珍獣

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精選版 日本国語大辞典 「猛獣」の意味・読み・例文・類語

もう‐じゅうマウジウ【猛獣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もうじゅ」とも ) 虎やライオンのように、肉食で性質が荒く勇猛なけもの。
    1. [初出の実例]「猛獣踞其側、禍烏鳴一提」(出典:性霊集‐一〇(1079)九想詩・方塵相)
    2. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・下〕

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普及版 字通 「猛獣」の読み・字形・画数・意味

【猛獣】もうじゆう(まうじう)

強暴な獣。〔後漢書、天文志上〕(王の)軍、關東に出づ。群象・虎狼・猛獸を牽從して、之れを路に放ち、以て富強を示し、用(もつ)て山東を怖(おそ)れしむ。

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