風交(読み)かぜまじり

精選版 日本国語大辞典 「風交」の意味・読み・例文・類語

かぜ‐まじり【風交】

〘名〙 雨や雪などに風がまじって吹くこと。かぜまぜ。かざまじり。
万葉(8C後)五・八九二「風雑(かぜまじり) 雨ふる夜の 雨雑(あめまじり) 雪ふる夜は すべもなく」

かぜ‐まぜ【風交】

※新古今(1205)春上・八「風まぜに雪はふりつつしかすがに霞たなびき春はきにけり〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android