風聞書(読み)フウブンガキ

デジタル大辞泉 「風聞書」の意味・読み・例文・類語

ふうぶん‐がき【風聞書(き)】

江戸時代各地風聞を書き記したもの。特に、諸藩江戸に人を送って、風聞を書き送らせた文書

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精選版 日本国語大辞典 「風聞書」の意味・読み・例文・類語

ふうぶん‐がき【風聞書】

  1. 〘 名詞 〙 風聞を書きしるしたもの。特に江戸時代、諸藩で江戸に人を派遣して広く世間の風聞を集めて報告させた文書。

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世界大百科事典(旧版)内の風聞書の言及

【風説書】より

…世上の取沙汰,とくに政治にかかわる情報を記録したもの。風聞書とも言う。また出島のオランダ商館長の幕府への毎年の海外情報報告書〈《オランダ風説書》〉(1641‐1859)を指す場合もある。…

※「風聞書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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