風聞(読み)フウブン

デジタル大辞泉 「風聞」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ぶん【風聞】

[名](スル)
世間うわさに伝え聞くこと。「とかくの風聞がある」
さまざまに取りざたすること。「悪しざまに風聞される」
[類語]評判風説風評風声ふうせい風の便り世評取り沙汰ざた下馬評巷説こうせつ浮説流説流言飛語流言飛語虚説空言俗言前評判デマゴシップ口承噂話作り話虚聞虚伝都市伝説

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精選版 日本国語大辞典 「風聞」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ぶん【風聞】

  1. 〘 名詞 〙 ほのかに伝え聞くこと。うわさに聞くこと。うわさ。また、さまざまにとりざたすること。いいふらすこと。ふぶん。風評。
    1. [初出の実例]「此事古語有風聞」(出典左経記‐長和五年(1016)正月二日)
    2. 「別府兄弟は、つくしのはかたへふねを寄、よろこびの帰朝と風聞す」(出典:幸若・大臣(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔漢書‐南伝〕

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普及版 字通 「風聞」の読み・字形・画数・意味

【風聞】ふうぶん

うわさ。

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