飛び分く(読み)とびわく

精選版 日本国語大辞典 「飛び分く」の意味・読み・例文・類語

とび‐わ・く【飛分】

  1. 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 かきわけてとんで行く。
    1. [初出の実例]「故郷にかすみとびわけゆくかりは旅の空にや春を過ぐらむ〈凡河内躬恒〉」(出典:延喜十三年亭子院歌合(913))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android