食れぬ(読み)くらわれぬ

精選版 日本国語大辞典 「食れぬ」の意味・読み・例文・類語

くらわ【食】 れぬ

  1. ( 安心して食うことができないの意から ) 油断ができない。簡単には扱えない。一筋なわではいかない。
    1. [初出の実例]「くらはれぬでっち奉賀に土場へ来る」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android