食掛る(読み)クイカカル

デジタル大辞泉 「食掛る」の意味・読み・例文・類語

くい‐かか・る〔くひ‐〕【食(い)掛(か)る】

[動ラ五(四)]
かみつこうと飛びかかる。「犬が鶏に―・る」
食い始める。「昼食を―・ったときに呼び出される」
食ってかかる。たてつく。「親に―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「食掛る」の意味・読み・例文・類語

くい‐かか・るくひ‥【食掛】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
    1. おどりかかって食いつこうとする。
      1. [初出の実例]「いはん方なくむくつけげなるもの来て、くひかからんとしき」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. くってかかる。たてつく。反抗する。
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 食べはじめる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android