飼口(読み)かいくち

精選版 日本国語大辞典 「飼口」の意味・読み・例文・類語

かい‐くち かひ‥【飼口】

〘名〙
牛馬を飼うしもべ。
玉葉‐治承三年(1179)一一月五日「牛童飼口等給祿 童布五段飼口二段」
② 鷹が鳥を捕った時、その鳥の胸を小刀で裂き、肝を取り出して鷹の餌とする、その裂いた口。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕

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