精選版 日本国語大辞典 「餠屋のお福」の意味・読み・例文・類語 もちや【餠屋】 の お福(ふく) 江戸時代、看板として餠屋の門口に置いた、木馬にかぶせたお多福の面。また、そのように醜い女のたとえ。木馬は「あらうまし」または「見かけよりうまし」のしゃれで、お多福の面は、餠に息がかからないよう「ふく面して製す」のしゃれという。餠屋のお福〈絵本御伽品鏡〉[初出の実例]「うき恋は餠屋のおふく夫(ソレ)ながら〈似春〉」(出典:俳諧・山之端千句(1680)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例