首数珠(読み)くびじゅず

精選版 日本国語大辞典 「首数珠」の意味・読み・例文・類語

くび‐じゅず【首数珠】

〘名〙
戦場などで、討ち取った首を貫いて、数珠のようにしたもの。首を数珠繋ぎにしたもの。
浄瑠璃・津戸三郎(1689)役所尽し「武蔵坊弁慶くび二三十じゅずつなぎにして引ずり来り、討たれしものの追善に首じゅずを思ひ立」
② 首にかける数珠。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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