香かえる(読み)かかえる

精選版 日本国語大辞典 「香かえる」の意味・読み・例文・類語

かか・えるかかへる【香】

  1. 〘 自動詞 ハ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かか・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 かおりがあたりにただよう。→香(かが)ゆ
    1. [初出の実例]「あやめの香、はやうかかえて、いとをかし」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
    2. 「松の煙の香(か)の、車のうちにかかへたるもをかし」(出典枕草子(10C終)二二四)

香かえるの補助注記

成立については、「香」を活用させた「かく」に継続の意を表わす接尾語「ふ」の付いたものとする説もあり、ハ行動詞とされることが多いので、一応この形で掲げたが、特に中古の例は、ヤ行下二段動詞「かがゆ(香)」の連用形とみることもできる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む