かか・えるかかへる【香】
- 〘 自動詞 ハ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]かか・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 かおりがあたりにただよう。→香(かが)ゆ。- [初出の実例]「あやめの香、はやうかかえて、いとをかし」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
- 「松の煙の香(か)の、車のうちにかかへたるもをかし」(出典:枕草子(10C終)二二四)
香かえるの補助注記
成立については、「香」を活用させた「かく」に継続の意を表わす接尾語「ふ」の付いたものとする説もあり、ハ行動詞とされることが多いので、一応この形で掲げたが、特に中古の例は、ヤ行下二段動詞「かがゆ(香)」の連用形とみることもできる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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