最新 地学事典 「馬平階」の解説
マーピンかい
馬平[马平]階
Mapingian(Stage)
中国南部の最上部石炭~下部ペルム系。達拉階(Dalaan)の上,ペルム系棲霞階(Chihsian)の下。馬平統とされたこともある。中国南東部の船山石灰岩を模式とする船山階(船山統,Chuanshanian)は相当層。下部は石灰岩を主体とし,泥質石灰岩あるいは頁岩を挟む。フズリナMontiparus weiningica・Triticites chui・T.chinensisなどを含む。中・上部は石灰岩からなり,Pseudoschwagerina moelleri・Zellia magnaesphaerae・Rugosofusulina alpinaなどを産する。中国では永らく馬平階とその上位に非整合で重なる棲霞階との境界を石炭系/ペルム系境界とし,本階を最上部石炭系として扱う意見が強かった。中国以外では通常フズリナのPseudoschwagerina化石群の出現から,すなわちAsselianからをペルム系としている。最近では中国でもPseudoschwagerina帯基底を石炭系/ペルム系境界とする意見が多くなりつつある。下部はモスクワ盆地の上部石炭系Kasimovian~Gzhelian, 中・上部はウラル地域の下部ペルム系Asselianに対比されるが,最上部はSakmarianを含むとい意見もある。また,Pseudoschwagerina層準以上を最下部ペルム系黔南
執筆者:沖村 雄二・永広 昌之
参照項目:黔南統
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

