馬洗場村(読み)うまあらいばむら

日本歴史地名大系 「馬洗場村」の解説

馬洗場村
うまあらいばむら

[現在地名]十和田市馬洗場

砂土路さどろ川流域にあたる。東は大沢田おおさわだ村、南は洞内ほらない村、大沢田村境を隔てて北は新館にいだて(現上北郡上北町)、西は七戸しちのへ村支村横長根よこながね(同七戸町)に接する。

正保四年(一六四七)の南部領内総絵図に馬洗場村、二九石余とみえ、同年の郷村帳によれば二九・六九九石のうち田が一九・〇九石である。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」には高二〇・九石余、郡分郷村高一九・八石、寺領一〇石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android