馬淵郷(読み)まぶちごう

日本歴史地名大系 「馬淵郷」の解説

馬淵郷
まぶちごう

和名抄」には郷名の記載はないが、「後拾遺往生伝」に「紀吉住者、近江国野洲郡馬淵郷住人」とみえる。「野洲郡史」はこれを「和名抄」の敷智ふち郷とみなし、フチはマフチ、ウマフチのこととする。馬淵郷は後世蒲生がもう郡馬淵村(現近江八幡市)に比定されるが、敷智郷と同一であるかどうかは断定しがたい。平城宮跡出土木簡に「益珠郡馬道郷石辺玉足」とみえ、また中主ちゆうず町の光相寺こうそうじ遺跡出土木簡に「馬道□□」とあるこの馬道(郷)は馬淵郷のことと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む