最新 地学事典 「馬蹄形カルデラ」の解説
ばていけいカルデラ
馬蹄形カルデラ
horseshoe-shaped caldera
山体崩壊で発生した岩屑なだれの給源にみられる馬蹄形をした一方向が開いたカルデラ状の地形。発生した山体崩壊の規模や岩質により,形状には違いがみられる。比較的規模の大きい成層火山体の山体崩壊では,背後の急崖と側端崖,緩傾斜部がみられ,内部には崩壊後に噴出した溶岩流や溶岩ドーム等が見られることが多い。1792年雲仙眉山,1888年磐梯山,1980年北米セントヘレンズ山の馬蹄形カルデラがよく知られている。参考文献:T.Ui et al.(2000) Debris avalanches. In "Encyclopedia of Volcanoes"(Sigurdsson et al. eds.),Academic Press
執筆者:宝田 晋治
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

