馬鹿律義(読み)ばかりちぎ

精選版 日本国語大辞典 「馬鹿律義」の意味・読み・例文・類語

ばか‐りちぎ【馬鹿律義】

〘名〙 (形動) あまりに律義すぎて、気がきかないこと。また、そのさま。馬鹿正直。
浄瑠璃栬狩剣本地(1714)三「声をたてじと我袖を口に、くはへてしめ泣きかこち、エエ馬鹿律義な仕替る分別こっちにない」

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デジタル大辞泉 「馬鹿律義」の意味・読み・例文・類語

ばか‐りちぎ【馬鹿律義】

[名・形動ナリ]並はずれて律義なこと。また、そのさま。ばか正直。
「―に覚えこむにはあらねども」〈風流志道軒伝

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