駒込禅寺門前(読み)こまごめそうぜんじもんぜん

日本歴史地名大系 「駒込禅寺門前」の解説

駒込禅寺門前
こまごめそうぜんじもんぜん

[現在地名]文京区千駄木せんだぎ一丁目

大観音前だいかんのんまえ通から下谷へ行く道(団子坂の通り)に沿った片側町。東は駒込専念寺こまごめせんねんじ門前、南は禅寺境内を隔てて遠江掛川藩太田氏下屋敷、西は同屋敷、北は道路を隔てて駒込千駄木御林跡地である。文政町方書上などによると禅寺は湯島にあったが、天和三年(一六八三)類焼のため当地に代地を受け移転。地内は古くは駒込村に属し、延享二年(一七四五)に町方支配となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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