駭魄(読み)がいはく

精選版 日本国語大辞典 「駭魄」の意味・読み・例文・類語

がい‐はく【駭魄】

  1. 〘 名詞 〙 魂を驚かすこと。びっくりすること。
    1. [初出の実例]「聞ゐて驚心見て駭魄(ガイハク)、恐ろしい猛犬が二疋も三疋も鬨の声を揚げて跑(か)け来るに会ふては」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)
    2. [その他の文献]〔水経注‐水〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android