普及版 字通 「駱」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ラク
[字訓] かわらげ・らくだ

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は各(かく)。各に洛・絡(らく)の声がある。〔説文〕十上に「馬の白色にして、尾(こくれふび)なるものなり」とあって、かわらげの馬をいう。〔詩、魯頌、〕の〔毛伝〕に、「白馬を駱と曰ふ」とみえる。また駱駝(らくだ)をいい、〔後漢書、南匈奴伝〕に、駱駝二頭を献ずることがみえる。

[訓義]
1. かわらげ、かわらげの馬。
2. らくだ。
3. 絡と通じ、絡繹

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕駱 宇久豆久(うぐつく)〔和名抄〕駱駝 良久太乃宇末(らくだのうま)〔名義抄〕駱 馬の名。トトム/駱駝 ラクダノムマ 〔立〕駱 トトム・ラクダノマ・ウクツク

[語系]
駱lakは驢lia、騾luaiと声近く、みな匈奴の奇畜とされるものの名である。

[熟語]
駱駅・駱駝駱馬駱漠駱駱

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む