絡繹(読み)ラクエキ

デジタル大辞泉 「絡繹」の意味・読み・例文・類語

らく‐えき【絡×繹/×駱駅】

[ト・タル][文][形動タリ]人馬往来などの、絶え間なく続くさま。
事務所の前を来たり往ったりする人数は―として絶えなかったが」〈有島或る女

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精選版 日本国語大辞典 「絡繹」の意味・読み・例文・類語

らく‐えき【絡繹・駱駅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 絶え間なく続くこと。人馬や車の往来が絶え間なく続くこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「諸人酒酣歌儛駱駅」(出典:万葉集(8C後)一六・三八三七・左注)
    2. 「門前日々に市のごとく、絡繹(ラクエキ)として絶ざりけり」(出典読本近世説美少年録(1829‐32)一)
    3. [その他の文献]〔王延寿‐魯霊光殿賦〕

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普及版 字通 「絡繹」の読み・字形・画数・意味

【絡繹】らくえき

うちつづくさま。〔後漢書、光武十王、東海恭王彊伝〕(臨命上)皇太后陛下、臣彊を哀し、感動中(うち)に發し、數(しばしば)・太令丞・方伎はし、絡繹としてえず。

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