デジタル大辞泉 「駱駝」の意味・読み・例文・類語
らく‐だ【×駱×駝】
2 ラクダの毛で作った糸や織物。「
3 夫婦また男女が二人連れ立って歩くこと。
「隠居夫婦参り下向する身は―」〈咄・新板一口ばなし〉
4 形だけ大きくて品質の悪いもの。
「―の薩摩芋だと思ふか」〈伎・御国入曽我中村〉
( 1 )①は挙例のように「日本書紀」に出ているが、その詳細は不明であり、近世になって渡来したのが有名である。挙例の「守貞漫稿」には文政五年(一八二二)とあるが、「随・巷街贅説‐二」などには、文政四年六月に長崎に入港したオランダ船によって運び込まれたとある。
( 2 )その後、文政六年から七年にかけて大坂、江戸で見世物として興行されたが、雌雄二頭で連れ立っているさまから、③のような意味にも使われた。見世物とされた駱駝の状態が図体が大きくのんびりしているようなので、ただ食べているだけの無用の人間を「楽だ」とかけてひやかすことがあり、④の意味で使われるようにもなった。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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