騁懐(読み)ていかい(くわい)

普及版 字通 「騁懐」の読み・字形・画数・意味

【騁懐】ていかい(くわい)

思いをのべ、ほしいままにする。晋・王羲之〔蘭亭集の序〕是の日や、天らかにして氣く、惠風和暢す。仰いで宇宙の大なるを(み)、俯して品んなるを察す。目を游ばせ懷(おも)ひを騁(は)せ、以て聽の(たの)しみを極むるに足る。信(まこと)に樂しむべきなり。

字通「騁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android