驕平家久しからず(読み)おごるへいけひさしからず

精選版 日本国語大辞典 「驕平家久しからず」の意味・読み・例文・類語

おごる【驕】 平家(へいけ)(ひさ)しからず

  1. ( 「平家物語」の「おごれる人も久しからず」から ) 栄華をきわめて、気ままなふるまいをするものは、長くその身を保つことはできない。
    1. [初出の実例]「おごる平家久しからずと、法花経にも説(とか)せられた。今の間に家やしきも他人の物になるであらふが」(出典談義本・教訓雑長持(1752)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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