骨を盗む(読み)ホネヲヌスム

デジタル大辞泉 「骨を盗む」の意味・読み・例文・類語

ほねぬす・む

骨を惜しむ」に同じ。
ひとの苦労を無にする。
「いづれもの骨も盗まず、酒手ほどはおませう」〈浄・浦島年代記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨を盗む」の意味・読み・例文・類語

ほね【骨】 を 盗(ぬす)

他人の苦労を無にする。ただばたらきをさせる。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第九「浦の男が骨ぬすむまい からかさに一本さして浪枕」
骨惜しみをする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android