高子原村(読み)こうごばらむら

日本歴史地名大系 「高子原村」の解説

高子原村
こうごばらむら

[現在地名]八代市高小原こうごばら町・永碇ながいかり町・井揚いあげ町・おき町・高島たかしま

八代海寄りの広大な干拓地で、松崎まつざき村の北に位置する。当地域は高島の旧島嶼部を除き、近世の干拓によるもの。高島山上の南側崖に高島古墳(円墳)がある。元禄国絵図に「高子原村 無高」とみえる。「国誌」に新開田畑五五町余、松崎村新地開発後に築造され、松求摩まつくま(現八代郡坂本村)のうち高子原村の民を移して一村としたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android