デジタル大辞泉 「高家がまし」の意味・読み・例文・類語 こうけ‐がま・し〔カウケ‐〕【高家がまし/▽豪家がまし】 [形シク]《「ごうけがまし」とも》権勢をかさに着るさま。権柄ずくである。「かこちかかりて―・しく申して、むつかしく侍るなり」〈山家集・下・詞書〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「高家がまし」の意味・読み・例文・類語 こうけ‐がましカウケ‥【高家がまし・豪家がまし】 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がまし」は接尾語 ) かさにかかって、横柄なさま。権柄(けんぺい)ずくである。[初出の実例]「通る舟のその縄に当りぬるをば、かこち掛りてかうけがましく申してむつかしく侍なり」(出典:山家集(12C後)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例