高感度イムノクロマト(読み)こうかんどいむのくろまと

事典 日本の大学ブランド商品 「高感度イムノクロマト」の解説

高感度イムノクロマト

機械
大阪大学(大阪府吹田市)の大学ブランド。
インフルエンザウィルスや腫瘍マーカーなどを従来以上の高感度で検出できる装置。イムノクロマトは操作簡便性と迅速性から、広く用いられている分析方法である。工学研究科民谷栄一教授は金属ナノ粒子のプラズモン効果を応用することによって、このイムノクロマトの感度を従来法の10倍~100倍にまで高めることに成功した。この研究成果をもとに、大有限会社バイオデバイステクノロジー(石川県金沢市)および田中貴金属工業株式会社(東京都千代田区)が、イムノクロマトテストストリップを開発、世界市場に向けて展開を開始した。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

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