最新 地学事典 「高温モデル」の解説
こうおんモデル
高温モデル
hot origin model
地球が誕生したとき,地球の温度はほぼ融点温度あるいはそれ以上であったとするモデル。このモデルでは地球は太陽系空間中の高温ガス体が凝縮してできたものと考える。このような原始地球では熱放射・熱対流によって急速に冷却が起こり,マントルと中心核の重力分離も早期に起こり,やがて一部分固化する。このときの温度が,地球熱史の高温モデルの初期温度となる。一度固化が始まると,熱輸送は緩慢となり容易に冷却しない。このモデルでは,現在の温度分布を説明するのが比較的困難。
執筆者:金森 博雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

