高田和子(読み)タカダ カズコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「高田和子」の解説

高田 和子
タカダ カズコ


職業
箏曲家(山田流),三絃奏者

肩書
玉手箱代表

本名
野津 和子

生年月日
昭和25年 11月8日

学歴
東京芸術大学卒,東京芸術大学大学院〔昭和51年〕修了

経歴
箏を中能島欣一と谷珠美に、三絃を杵屋正邦に師事し、NHK邦楽技能者育成会18期を首席修了。昭和58年より一柳慧、石井真木らへの委嘱による三絃リサイタルを重ね、話題を呼んだ。その後、高橋悠治と共同で作品の制作を続けた。平成6年オーケストラアンサンブル金沢の海外公演にソリストとして同行。9年札幌コンサートホールKitara(キタラ)で開催される国際教育音楽祭パシフィック・サウンディング演奏会に出演。11年和楽器の人材派遣・玉手箱を設立、代表となる。CDに「一枝繚乱」「高橋悠治 リアルタイム6・鳥のあそび」「三絃弾きうたいの世界」などがある。

没年月日
平成19年 7月18日 (2007年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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