高田裕司(読み)たかだ ゆうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高田裕司」の解説

高田裕司 たかだ-ゆうじ

1954- 昭和後期-平成時代のレスリング選手,指導者。
昭和29年2月17日生まれ。日本体育大2年からフリースタイル52kg級で全日本選手権8連覇。昭和49年から世界選手権で4回優勝し,51年モントリオール五輪で金メダル。59年ロス五輪で銅メダル。平成2年現役に復帰し,全日本選手権で9度目の優勝。山梨学院大教授。8年日本レスリング協会強化委員長,16年同協会専務理事。19年日本総合格闘技協会の理事長。25年日本オリンピック委員会(JOC)理事。群馬県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の高田裕司の言及

【レスリング】より

…第20回ミュンヘン大会(1972)ではフリースタイルで加藤喜代美(52kg級),柳田英明(57kg級)が優勝。その後のオリンピックでも,第21回モントリオール大会(1976)ではフリースタイルで高田裕司(52kg級),伊達治一郎(74kg級)が,第23回ロサンゼルス大会(1984)ではフリースタイルで富山英明(57kg級),グレコローマンスタイルで宮原厚次(52kg級)が優勝,第24回ソウル大会(1988)でもフリースタイルで小林孝至(48kg級),佐藤満(52kg級)が金メダルを獲得して面目を保った。しかし以後,バルセロナ大会(1992),アトランタ大会(1996)においての優勝者はない。…

※「高田裕司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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