日本歴史地名大系 「高良坂本神社」の解説 高良坂本神社こうらさかもとじんじや 福岡県:八女郡広川町古賀村高良坂本神社[現在地名]広川町新代古賀(こが)集落の中心、西屋敷(にしやしき)に鎮座。古くは坂本宮・高良坂本宮などと称した。旧郷社。祭神は若子宿禰・筒男三神・児屋根命とされる。創祀にかかわった稲員良参は正応三年(一二九〇)に御井(みい)郡稲数(いなかず)村(現北野町)から上妻(こうづま)郡古賀村にきて館社を構え、同五年新社を建て、初めて坂本命(高良大明神第七王子)を祀り、坂本宮と号したとされる(稲員家記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by