高角(読み)タカヅノ

デジタル大辞泉 「高角」の意味・読み・例文・類語

たか‐づの【高角】

かぶと鍬形くわがたの一。角の先端を開かずに高くとがらせたもの。

こう‐かく〔カウ‐〕【高角】

地平面とのなす角度の大きいこと。仰角ぎょうかくが大きいこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高角」の意味・読み・例文・類語

たか‐づの【高角】

  1. 〘 名詞 〙(かぶと)鍬形(くわがた)一種。先端を高くとがらせたもの。
    1. [初出の実例]「高角のかぶとの緒をしめ」(出典:平治物語(1220頃か)上)

こう‐かくカウ‥【高角】

  1. 〘 名詞 〙砲身などと)地平面とのなす角度が大きいこと。仰角(ぎょうかく)が大きいこと。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android