こうやしゅんじゅうカウヤシュンジウ【高野春秋】
- 高野山の学僧懐英(一六四二‐一七二七)が享保四年(一七一九)まで二十余年を費やして撰述した大著。二一巻。空海によって開かれた弘仁七年(八一六)から、享保三年までの史実を、高野山に存した諸資料をもとに編年体に編集したもの。「高野春秋編年輯録」とも。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の高野春秋の言及
【高野春秋編年輯録】より
…高野山の学僧春潮房懐英(しゆんちようぼうかいえい)の手になる高野山の編年史。《高野春秋》ともいう。1719年(享保4)成立。…
※「高野春秋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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