大著(読み)たいちょ

精選版 日本国語大辞典 「大著」の意味・読み・例文・類語

たい‐ちょ【大著】

〘名〙 偉大な著作。すぐれた著作。また、ページ数や冊数の多い著述。
貧乏物語(1916)〈河上肇〉九「彼が終生の大著たる『国富論』の完成に熱中したのであった」
※茂吉の問題(1948)〈臼井吉見〉「われわれは七百六十五頁の大著『源実朝』をひもどく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大著」の意味・読み・例文・類語

たい‐ちょ【大著】

すぐれた著作。他人を敬って、その著作をいう語。
ページ数や冊数の多い著作。
[類語]大部大冊

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