大著(読み)タイチョ

精選版 日本国語大辞典 「大著」の意味・読み・例文・類語

たい‐ちょ【大著】

  1. 〘 名詞 〙 偉大な著作。すぐれた著作。また、ページ数や冊数の多い著述。
    1. [初出の実例]「彼が終生の大著たる『国富論』の完成に熱中したのであった」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉九)
    2. 「われわれは七百六十五頁の大著『源実朝』をひもどく」(出典:茂吉の問題(1948)〈臼井吉見〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む