世界大百科事典(旧版)内の高LET放射線の言及
【医用電子機器】より
… 生体組織の破壊的治療法としては,X線あるいはコバルトによる遠隔照射,アイソトープの利用などがあり,これらは癌の治療に大きな進歩をもたらした。最近は,速中性子線,陽子線やγ線,さらに,重イオン粒子線などのいわゆる高LET放射線が研究応用され,癌治療へ大きく寄与しつつある。 また,レーザー光の強力なエネルギーを利用して,生体組織を切開したり,あるいは組織や血液の凝固を行うレーザーメスやレーザーコアグレーターが開発され,各種疾患の治療に利用されている。…
【癌】より
…【立川 昭二】。。…
※「高LET放射線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」