鬢櫛(読み)ビングシ

デジタル大辞泉 「鬢櫛」の意味・読み・例文・類語

びん‐ぐし【××櫛】

びんをかきあげるのに用いる櫛。黄楊つげ製のものが多く、横長で歯が粗い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬢櫛」の意味・読み・例文・類語

びん‐ぐし【鬢櫛】

〘名〙 鬢をかき上げるのに用いる櫛。多く、黄楊(つげ)で作り、横長で歯の目があらい。鬢の櫛。
※竹むきが記(1349)上「あけはなるる気色なれば、びんぐしなど召して立出給」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android