鬱閉(読み)うっぺい

精選版 日本国語大辞典 「鬱閉」の意味・読み・例文・類語

うっ‐ぺい【鬱閉】

  1. 〘 名詞 〙 流れがふさがりとざされること。また、気が晴れないこと。ふさぎこむこと。
    1. [初出の実例]「海泉川湖〈略〉地下自ら火気鬱閉する処、必鹹味を生ず」(出典:管蠡秘言(1777))
    2. 「吾身の如き不幸の者尚幾何(いくばく)もあるべきよと、自ら悟り鬱閉頓(とみ)に散じ」(出典:暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉発端)
    3. [その他の文献]〔荘子‐刻意〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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